2002年・上半期



6/18
午前9時過ぎにホテルを出たマイケルは、ヒースロー空港から帰国の途へ。ニューヨークでロサンゼルス行きの飛行機に乗り換え、自宅へ戻った。



6/17
午後3時にホテルを出たマイケルはハロッズのオーナー、モハメド・アルファイドと会合。その後ハロッズで買い物。6時45分、ホテルへ。



6/15
マイケルは、ロンドンのイキノクス・シアターにおよそ2200名のファンを集めて開催されたMJニュース・インターナショナル主催のファンイベント「Killer Thriller Party」に出席(写真1)。特別席でファンのパフォーマンスを2時間に渡って観賞した後、ステージに上がったマイケルは最近のソニー・ミュージックとの関係を語った(写真2)。「ソニーで出すアルバムはあと1枚だけだ。かなり以前に書いた2曲の未発表曲を収録したボックスセットになるだろう。僕はアルバムを作るごとに最低でも120曲は書くからね、古い曲などいくらでも彼らにくれてやるさ。僕は今や自由の身だ。でも僕がソニーの著作権の半分を所持したままだから、彼らはそれが気に食わないんだよ。アーティストがレコード会社を出し抜いた事に対して、彼らは我慢ならないらしい。連中がInvincibleのアルバムを見殺しにしようとしたのも、そういった理由からだ。でも、素晴らしい芸術というものは決して死なないものなんだよ」。

さらに、ソニー・ミュージック会長のトミー・モトーラについては「あまり言いたくはないけど、彼は悪魔だ。マライア・キャリーがトミーと離婚した直後に僕の所へ来て、あまりにも激しく泣くもんだから抱きしめてあげなければならなかった。マライアが言うには、彼がどこまでも追いかけてきて電話の盗聴までされて、もう信用できないって。こんな事、一刻も早くやめさせるべきだ。偉大なるアーティストへの侮辱行為など、許されるものではない」と述べた。

この日、イベントに先立ってグレート・マールボロ通りのソニー・ミュージック前で行われたファンのデモ行進にマイケルは二階建てバスに乗って登場、ファンが作った「ソニー最低」などのプラカードを掲げてみせる一幕もあった(写真3)。



6/14
午前中、マイケルはユリ・ゲラーらと共にウェストミンスター宮殿を訪問。午後12時半にロンドンのパディントン駅から特別列車ジャクソン・トレインに乗り、南西部のエクセターへ。この特別列車の乗車券は100ポンド(約1万8千円)だが、パディントン駅には多くのファンが殺到、チケット争奪戦を繰り広げた。午後3時半にエクセターへ到着したマイケル一行は、地元のサッカー・スタジアムで開かれたチャリティー・イベントに参加。オープンカーで現れたマイケルはスピーチで「偏見や憎悪を世の中から追放しよう」と呼びかけた。



6/13
マイケルは午後からHMVで買い物。フランク・シナトラのCDやブルース・リーのDVDを購入。午後9時半からは高級デパート、ハロッズへ。

チャリティー・シングル「What More Can I Give」の総合プロデューサー、マーク・シャフェルが、出井伸之ソニー会長宛てにシングルの発売を促すファクスを送信した事を明らかにした。昨年9月11日の米国同時多発テロ事件の被災者支援を目的としてリリースされる予定だった「What More Can I Give」と、同曲のスペイン語バージョン「Todo Para Ti」は、35組を超えるアーティストたちによって昨年10月にレコーディングされていたが、ソニー・ミュージックの判断により発売が見送られている。



6/12
午後9時半にホテルを出たマイケルは、玩具店ハムレイズで貸切ショッピング。



6/11
午後8時20分にホテルを出たマイケルは、ユリ・ゲラー邸を訪問。



6/10
マイケル、ロンドン入り。ルネッサンス・チャンセリー・コートに宿泊。



6/5
音楽業界におけるアーティストの公正な処遇を訴える記者会見が、黒人指導者のアル・シャープトン師とジョニー・コクラン弁護士によってニューヨークで開かれた。この席上では、両氏の運動に賛同するマイケルからの声明も読み上げられた。「レコード会社は所属アーティストを尊重し、誠意を持って接するべきであり、財政的にも公正な扱いが求められる。よって、私は全てのアーティストの意見を代弁してくれる(両氏による)ナショナル・アクション・ネットワーク連合への参加を誇りに思う」。また、マイケルがアルバム「Invincible」の制作・販促のためにソニー・ミュージックから2億ドル(約250億円)もの負債を抱えていると報じられた件については「言語道断で腹立たしい」と怒りをあらわにした。これに対しソニー側は「我々は、マイケルが2億ドルの借金をしているなどという声明を発表した事は一度もない。彼らの主張には困惑している」とコメントしている。



4/28
アメリカ・オンライン・ミュージックとトノス・エンターテインメントが合同で「マイケル・ジャクソン・ソングライティング・コンテスト」を開催する。これは、マイケルとデヴィッド・フォスター、キャロル・ベイヤー・セイガーによる共作曲「I Have This Dream」の歌詞を一般公募するもの。優勝者の歌詞は今後発売予定のマイケルのアルバムに採用される予定。また、この曲からの収益金は世界各地の児童基金へと寄付される。



4/24
ニューヨークのアポロ・シアターにおよそ1400人の観衆を集めて開催された民主党全国委員会のパーティー「A Night At The Apollo」にマイケルが出演。この日のマイケルは、「Dangerous」(写真1)、元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリスト、デイヴ・ナヴァロを従えての「Black Or White」(写真6)、そしてイスラエルとパレスチナの和解を訴える演出を施した「Heal The World」(写真9101112=左はダイアナ・ロス)の3曲を披露した。



4/22
ソニー・ミュージックが、今年3月をもってアルバム「Invincible」のプロモーション活動を、発売からわずか5ヶ月で打ち切った事が明らかになった。同アルバムは発売後3ヶ月間でおよそ500万枚のセールスを記録したにも関わらず、「You Rock My World」と「Cry」の2枚のシングルがリリースされたのみ。ソニー・ミュージック会長、トミー・モトーラとマイケルとの確執が原因とされる。モトーラは、チャリティー・シングル「What More Can I Give」の発売も拒否し続けている。

マイケルの30周年記念コンサートにも出演したモニカの3枚目のアルバム(タイトル未定)の試聴会が、ニューヨークのWニューヨーク・ホテルで開かれた。この中で、マイケルの「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」をサンプリングした1曲「All Eyez On Me」(プロデュース:ロドニー・ジャーキンス)には、マイケルが新たにレコーディングしたアドリブを収録しているという。アルバムは8月発売予定。



4/20
アメリカン・バンドスタンド50周年記念特番収録のため、マイケルはカリフォルニア州のパサデナ・シヴィック・オーディトリアムで特別ライヴを開催(写真1=会場に到着したマイケル。右は番組司会者のディック・クラーク。写真3)。マイケルは1999年のMJ&フレンズ・コンサート以来3年ぶりとなる「Dangerous」を2度に渡って披露した(写真410)。



3/29
米国の老舗音楽番組、アメリカン・バンドスタンドの放送開始50周年記念番組「American Bandstand's 50th ... a Celebration!」に、マイケルが出演する。他にもシェール、リトル・リチャード、スティーヴィー・ワンダー、キッス、ベイビーフェイス、アラニス・モリセット、ブランディら多数のアーティストが出演予定。番組は3日間に渡って収録され、マイケルのパフォーマンスは4月20日にカリフォルニア州で収録の予定。この模様は5月3日に米ABCが2時間スペシャルとして放映する。



3/25
マイケルは、ニュー・シングル「Unbreakable」のショートフィルム撮影準備に入った模様。監督は当初デヴィッド・マイヤーズが予定されていたが、マイケルのアイデアによりブレット・ラトナーを起用する事になった。共演者にクリス・タッカーとメル・ギブソンを迎え、4月から撮影開始の予定。この作品はマイケルが昨年8月から企画していたもので、ジョージ・ルーカスのインダストリアル・ライト&マジック社が特殊効果を担当しているという。



3/16
ニューヨークのマーブル協同教会でライザ・ミネリとデヴィッド・ゲストの結婚式が行われ、マイケルとエリザベス・テイラー(写真1)が新郎新婦の付添役を務めたほか、映画・音楽関係者を中心におよそ200名が出席した(写真2=(左から)ダイアナ・ロス、アルトヴィス・デイヴィス(故サミー・デイヴィス・ジュニア夫人)、エリザベス・テイラー、マイケル)。



3/12
ロサンゼルスのラジオ局、KKBTのスティーヴ・ハーヴェイの番組に、マイケルが約20分間に渡り電話出演。タブロイド記事への怒りや自身のルーツに対する誇りなどを語った。スティーヴがマイケルのモノマネを始めると、マイケルは笑いが止まらなくなる一幕も。



2/25
マイケルは、自身が主宰する「ネヴァーランド・エンターテインメント」と、映画プロデューサー、マーク・デイモンの「MDPワールドワイド・エンターテインメント」との事業提携計画を発表(写真=ビバリーヒルズでの記者会見に姿を見せた(左から)ラジュ・パテル、エリザベス・テイラー、マイケル、マーク・デイモン)。

マイケルと、新たにパートナーシップを組むプロデューサーのラジュ・パテルが、MDPに対しおよそ1500万〜2000万ドルの出資を行い、MDPは新たに映画配給部門「ネヴァーランド・ピクチャーズ」を設立する。この計画は昨年末から話し合われていたという。この事業提携に際してマイケルは「映画は常に、私にとって情熱の源でした。ラジュも私も、映画制作者として輝かしい成功を収めているマーク・デイモンおよびMDPワールドワイドの一員となれる事に、大いなる喜びを感じている次第です。今後、皆さんに素晴らしい作品をお届けする事を約束します。私は、監督業でも俳優業でも、様々な面で関わってゆくつもりです」と語っている。



2/24
第33回NAACP(全米黒人地位向上協会)イメージ・アウォードがカリフォルニア州ユニヴァーサル・シティのユニヴァーサル・アンフィシアターで開催された。この授賞式でマイケルは最優秀特別番組および最優秀パフォーマンス(Michael Jackson: 30th Anniversary Celebration)、最優秀音楽ビデオ(You Rock My World)の合計3部門を獲得。マイケル自身は出席しなかった。



2/23
3月4日に発売が予定されていたシングル「Unbreakable」は延期に。米国内でラジオ向けにリリースされる予定だった「Heaven Can Wait」も同様。



2/12
第32回ソングライターズ・ホール・オブ・フェイム(ソングライターの殿堂)で、今年度の殿堂入りアーティストの1人としてマイケルが選出された。他にも、スティングやバリー・マニロウ、ランディ・ニューマンらが同時に殿堂入りを果たす。授賞式は6月13日にニューヨークのシェラトン・ホテル&タワーズにて開催される。



2/9
ロサンゼルスのラグナ・アート・ミュージアムで開かれたチャリティー・イベント、アート・フォー・エイズにマイケルはエリザベス・テイラーと共に出席。このチャリティーのためにマイケルがサインしたTシャツは700ドルで落札された。



2/8
第16回ソウルトレイン・ミュージック・アウォードの候補者が発表され、「Invincible」が最優秀男性R&B・ソウルアルバム部門にノミネートされた。授賞式は3月20日にロサンゼルス・スポーツ・アリーナにて開催される。



1/25
アルバム「Invincible」の米国内での売上げが200万枚を突破。

3月4日にニュー・シングル「Unbreakable」がリリースされる見通し。アメリカでのリリースは未定だが、ヨーロッパではCDシングル・マキシシングル・12インチシングルの3種類が発売される予定。



1/24
ミュージカル女優ライザ・ミネリが、プロデューサーのデヴィッド・ゲストと再婚する。両者は15年前に故フランク・シナトラ宅で出会っているが、昨年行われたマイケルのソロ活動30周年記念コンサートで再会を果たした。ライザにとっては4度目の結婚。式は3月16日にニューヨークのマーブル協同教会、披露宴はリージェント・ホテルで開催される予定で、マイケルと兄のティト、そしてエリザベス・テイラーが新郎新婦の付き添い役を務める。また、4月に予定されているライザの欧州ツアーでは、デヴィッドとマイケルが共同プロデューサーとして名を連ねている。



1/18
ブランディーの約4年ぶりのニュー・アルバム「Full Moon」(国内盤2月20日先行発売)の中の1曲「It's Not Worth It」(プロデュース:ロドニー・ジャーキンス)に、マイケルのボーカルがサンプリング収録されている。これはアルバム「Invincible」のレコーディング中に録音されたもの。ブランディーはマイケルの「Unbreakable」にバックコーラスとして参加している。



1/9
ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムにて第29回アメリカン・ミュージック・アウォードが開催され、授賞式の最後に姿を見せたマイケルはプレゼンターのクリス・タッカーから、アーティスト・オブ・ザ・センチュリー賞を授与された(写真1)。



1/4
「You Rock My World」が第44回グラミー賞の最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス部門にノミネートされた。また、エイリアン・アント・ファームがマイケルの曲をカバーした「Smooth Criminal」も、最優秀ハードロック・パフォーマンス部門にノミネート。今年度の授賞式は2月27日にロサンゼルスのステイプルズ・センターにて行われる。



2001年・下半期のニュース

△INDEX