2001年・上半期


MJ at MJ DAY 10



6/28
ニュー・アルバム「Invincible」の発売に合わせて、延期されていたリマスター盤も同時期にリリースされる事となった。ボーナス・トラックを収録した各アルバムにはコレクターズ・カードが付き、「Off The Wall」と「Thriller」にはプロデューサーのクインシー・ジョーンズと作曲家のロッド・テンパートンのインタビューが、そして「Thriller」は未発表の特別バージョンが収められる予定。また、一時はリリースが見送られた「HIStory Greatest Hits Volume 1」も発売される見通し。

この日マイケルは、ニューヨーク州ロングアイランドのナッソー・コロシアムで開催されたホット97・サマージャム2001の特別ゲストとして登場。ジェイ・Zに連れられてステージに現れたマイケルは満場の拍手を受けた。パフォーマンスは無く「みんな愛してるよ」のコメントのみ。



6/26
シングル「Rock My World」は7月30日にラジオ放送解禁となり、8月5日にはショート・フィルムも公開される予定。アルバムのジャケットデザインも完成しており、シルバーを基調としたマイケルの顔のアップになる模様。



6/22
アルバム「Invincible」からの先行シングルとして「Rock My World」がリリースされる。ホイットニー・ヒューストンが共演しているという噂も流れたが、この曲はデュエットではなく、イントロ部分のやり取りにゲストが参加しているのみだという。また、マイケルは同曲のビデオ撮影のため何名かの監督と話し合いをしているが、現段階では未完成。



6/12
ニューヨークのヒット・ファクトリー・スタジオでマイケルのニュー・アルバム「Invincible」の試聴会が開かれた。世界各地から60名近くのソニー・ミュージック役員たちが出席し、マイケルは来場者たちに挨拶すると、15曲の新曲を披露した。うち4曲はマイケルの意向により、目下差し替えが検討されている。試聴を終えた役員たちは口々に「Thrillerを上回る傑作」と評した。

曲目:
Invincible / Unbreakable / Heartbreaker / Break Of Dawn / Heaven Can Wait / Rock My World / Butterflies / 2000 Watts / Speechless / Cry / Shout / The Lost Children / Don't Walk Away / Privacy / Threatens



5/19
音楽プロデューサー、グレッグ・ブルックスによると、マイケルと故・フレディ・マーキュリーが共演した曲「Victory」を現在、彼が監修中のクイーン・ボックスセットに収録する計画があるという。発売時期は未定。



5/9
マイケルは、8月に予定していたリマスター盤「Greatest Hits HIStory vol.1」のリリース中止を決定。このアルバムは、今年3月にソニー・ミュージック・アルゼンチンの手違いにより、アルゼンチン・パラグアイ・ウルグアイで数千枚が発売されてしまったが、残りは全て廃棄処分となった。

また、ビートルズの著作権カタログを売却するとの噂に対しマイケルは「くだらない噂はやめてくれ。ビートルズのカタログを売りに出した事も無いし、売るつもりも無い」とのコメントを発表。



4/27
マイケルはフロリダでニュー・アルバムの仕上げ作業中。



4/21
昨年度グラミー賞の覇者、カルロス・サンタナが今年の2月、サンフランシスコのスタジオでマイケルのニュー・アルバム用にギター・ソロをレコーディング。サンタナは「マイケルがこの仕事を持ちかけてきてくれた時には、非常に光栄だったね。曲も素晴らしいよ。彼は先週も電話をかけてきて、曲の出来に喜んでいた」と語った。



4/19
マネジメント会社ザ・ファームが、1年2ヶ月に及んだマイケルとの契約を解消。双方の関係がうまくいかなかった事が原因とされる。



4/16
マイケルの1971年発表のシングル「Got To Be There」でのソロ・デビューから30周年を記念して、今年の9月7日にニューヨークはマディソン・スクエア・ガーデンにて祝賀コンサートが開催される。出演者はマイケルの他、ジャクソン兄弟、ホイットニー・ヒューストン、シャギー、ジル・スコット、イン・シンク、ブリトニー・スピアーズ、マーク・アンソニーら。このコンサートでマイケルは新曲を披露する他、ホイットニーとブリトニーそれぞれとのデュエットを予定。また、ジャクソン兄弟との再結成パフォーマンスでは、ジャクソン・ファイヴ及びジャクソンズ時代のヒット・メドレー、そしてイン・シンクとの共演も予定されている。

マイケルは「ソロ・アーティストとしての30周年を、このように大勢の皆さんと一緒に祝えるのが待ち遠しいです。兄弟との再結成ライヴを楽しみにしています」とのコメントを発表。コンサートは午後7時45分開演予定で、48人編成のオーケストラや500人の合唱隊、40人のダンサーたちも出演。全ての振り付けはマイケルが担当する。マイケルが米国本土でコンサートを開くのは1989年1月のBadツアー最終公演以来、実に12年ぶり。このコンサートの模様はテレビ中継も予定されており、チケットは6月頃発売予定。



4/14
マイケルはバージニア州ノーフォークにあるテディ・ライリーのスタジオで、ニュー・アルバムの編集中。ライリーによると、今後は気候が温暖なフロリダ州マイアミに場所を移して作業を続行する予定。



3/25
ニュージャージー州ニューアークの映画館で、新設されたマイケル・ジャクソン・インターナショナル・ブッククラブのイベントが開かれ、800人の児童や親たちが参加。マイケルは子供達に推薦図書を手渡した。これはヒール・ザ・キッズ基金活動の一環として行われたもの。



3/21
ニューヨークで開かれたアリエル・シャロン・イスラエル首相の歓迎会に、マイケルはユリ・ゲラーと共に出席。同首相は、テルアビブに帰る機内で記者団に対し「彼はイスラエルの大ファンだと語った」と述べた。



3/19
第16回「ロックの殿堂」授賞式がニューヨークのウォルドルフ・アストリア・ホテルにて行われ、マイケルはソロ・アーティストとしての殿堂入りを果たした(写真1)。受賞パフォーマンスは無かったが、「僕にとって、子供の頃から音楽とは神からの偉大なる贈り物だった」とスピーチ。マイケルの殿堂入りは97年のジャクソン・ファイヴ以来、2度目。



3/13
マイケルは年末に向けてワールド・ツアーの再開を検討中。スケジュール等は一切未定。



3/9
午前11時過ぎにホテルを出たマイケルは、休暇のためオーストリア・南チロルへ向かった。右足骨折の痛みにより前日の予定は全てキャンセル。



3/7
ロンドン・アポロ劇場で午後7時より開催されたエイドリアン・グラント主催のファン・イベント「第10回MJデイ」にマイケルが登場。会場に詰めかけた3千人ものファンに対し「こんな素晴らしい催し物を前に、何と言ったらいいか分からないほど圧倒された。みんなには心から感謝するよ」と語りかけた。また、制作中のニュー・アルバムについては「あと2ヶ月で完成する」。



3/6
オックスフォード大にてマイケルの講演が行われたが(写真)、右足のケガにより到着が予定よりも遅れ、講演は午後9時過ぎからとなった。ラビ・シュムリー・ボテアック師やユリ・ゲラーに付き添われて会場に姿を見せたマイケルは、不遇だった子供時代や厳格な父親との確執などを涙ながらに語り、「子供たちの人権擁護のためにも、国際的な権利章典の設立が必要」と強く訴えかけた。



3/5
午後1時頃、マイケルはラビ・シュムリー・ボテアック師、ユリ・ゲラーと共にホテルを出発。ナイトブリッジで昼食をとり、買い物を楽しんだ後、英国建築協会で行われたボテアック師・ゲラー共同著書の発表会に出席。



3/4
昼過ぎにマイケルはロンドンに到着(写真)。骨折による痛みをこらえながらヒースロー空港の階段を松葉杖で降り、リムジンでホテルへ向かった。ホテル周辺では40名ほどのファンたちが出迎えた。午後7時頃には友人で俳優のマコーレー・カルキンと共に市内のレコード店HMVへ向かい、多数のCDを購入。



3/1
「Blood On The Dance Floor」や「Morphine」のミックスを手がけたエンジニア、ミック・グザウスキーは現在、アルバム「Thriller」をドルビー・デジタル5.1ch(DVDの標準音声方式)にてリミックス作業中。先日、ニューヨークのウェストチェスター郡にあるグザウスキーの所有するバーキング・ドクター・スタジオをマイケルが訪問、「Billie Jean」のデジタル・リミックスを試聴した後、アルバム全体のリミックスを許可したという。発売時期は未定。



2/27
自宅のネバーランドに戻っていたマイケルは、転落により右足を骨折。現在はギプスを装着しているが本人の状態は良好だという。MJJプロダクションズからは「このようなケガにも関わらず、私はオックスフォード大での講演を決行します。自分のケガよりも、ヒール・ザ・キッズのメッセージを伝える事のほうがはるかに重要なのですから」とのコメントが発表された。

今回のイギリス滞在でマイケルはロンドン中心部にある19世紀建造のホテル、レーンズバラに3月3日から宿泊する。6日に予定されている講演のチケット希望者は2万人を突破し、創立178年を誇るオックスフォード大史上でも最多の人数になるという。



2/24
マイケルの顧問弁護士、ジョン・ブランカによると現在の進行状況ではニュー・アルバムの発売は6月以降になる恐れがあるとの事。「まだ準備は整っていない。誰もそれをトミー(・モトーラ、ソニー・ミュージック会長)に伝える勇気は無いよ」。しかし当のモトーラはアルバムの遅れについて「私が求めているのは新たなるThrillerだ。時間がかかろうと関係ない。今年中に届けてくれればそれでいいのさ」と語っている。



2/20
昨年秋から予定されていたマイケルの主演映画「The Nightmares of Edgar Allan Poe」は、たび重なるアルバム発売の延期により、撮影開始時期が年末までずれ込む可能性が高いという。共同プロデューサーのゲイリー・プドニーが明らかにした。「4月にはファースト・シングルが、そして恐らく6月にはアルバムが店頭に並ぶだろう」。アルバムからは5本のショート・フィルムが製作される予定。

また、モナコ・ワールド・ミュージック・アウォードのプロデューサーも務めるプドニーは現在、マイケルと出演交渉中。実現すれば、マイケルにとっては昨年に引き続いての出演となる。



2/15
10月21・22の両日、クインシー・ジョーンズの音楽的功績をたたえるマリアン・アンダーソン・アウォードの授賞式がフィラデルフィアのアカデミー・オブ・ミュージックにて予定されており、22日の祝賀コンサートにはマイケルやウィル・スミスらのアーティストが出演する可能性があるという。クインシーは「Off The Wall」から「Bad」までのアルバムや「We Are The World」などをプロデュースしたマイケルの恩師とも言うべき人物。



2/14
ニューヨークのカーネギー・ホールにて行われたパネル・ディスカッションで、マイケルはおよそ2ヶ月ぶりに公の場に姿を見せた(写真=左より、マザー・ラヴ、マイケル、ラビ・シュムリー・ボテアック師、ジュディス・レーガン)。

この講演でマイケルは「ヒール・ザ・キッズ基金の目的は、親子関係にさらなる愛をもたらすこと。我々がやらねば、誰がやる?今やらなければ、いつやると言うのだろう?子供たちの環境をより良いものとするためには、大人たちの力が必要。親たちがそれを自覚するための手助けをしていきたい」と述べ、今日の子供たちの状況については「校庭で遊ぶ子供たちの声が自動小銃の音に取って代わり、縄跳びをして遊ぶ女の子たちの声が弾丸から逃げまどう恐ろしい叫び声へと変わる。そのような光景を考えたことがありますか?子供たちを愛する代わりに、学校は金属探知器が必要になってしまった」と語った。また、「僕は子供たちの世話に忙しくて新しい女性を見つけるヒマもない。ラビ・シュムリーは僕にピッタリの相手を見つけてやる、と言ってくれてるんだけどね。だから彼に言ったんだ、マスコミ関係者はダメだよ!って(笑)」とも。

講演はファンの絶叫によってたびたび中断された。中には日本やヨーロッパから駆け付けたファンも見られ、講演終了時には多くのファンがステージ前へ殺到。花束を渡そうとするファンやサインをせがむファン、はたまたマイケルに触れようとするファンの姿も。



1/31
ソニー・ミュージック会長のトミー・モトーラを始めとする数名の幹部役員が、マイケルの新曲を3曲試聴。時間はそれぞれ1分程度で、アップテンポのものが2曲にR・ケリーとの共作バラードが1曲。タイトルは明らかにされていない。試聴を終えた役員たちは「最初に聴いたものはまぎれもなくマイケル・ジャクソンの曲だが、彼にとってベストの1曲となるだろう。曲の内容は非常になめらかで分かりやすく、メロディーも力強い。2曲目は衝撃的だった。これはもう未知の音だよ。長いこと音楽業界にたずさわってきたが、こういうものは聴いたことがない。驚くほど斬新なサウンドで、音楽界に新しい流れを作るのでは、と思わせるほど革新的なリズムだ。そして3曲目のバラード、これは間違いなくヒットする。マイケルの声も美しく、メロディーも独創的で素晴らしい。これこそ我々が求めてきたマイケル・ジャクソンそのものであり、待つだけの価値は充分にある」などの感想を述べた。

同日、ブルース・スウェディーンが音楽サイトMi2Nに語った所によると「我々はSpeechlessという曲をレコーディングした。これはフル・オーケストラを使用している。ボーカルは非常にソフトだが、サウンドは死ぬほどゴージャスだよ。世間はマイケルの復活を目の当たりにするだろう。彼のサウンドは驚異的だ」。



1/26
マイケルのレコーディングを手がけているベテラン・エンジニアのブルース・スウェディーンがフランスの音楽雑誌のインタビューに応じ「現在、最終段階に入っている所だ。マイケルと初めて仕事をした時、彼はまだ17歳だった!我々の共同プロジェクトは今回のレコードでもう9回目なんだ。私は今まで色々な人たちと一緒にやってきたけれど、最高の音楽や最高のアーティストといったら、やはりマイケルだね。新作のサウンドは「Thriller」や「Off The Wall」を思い起こさせるもので、それらをさらに進化させたものだ。彼のボーカルは今までで最高だよ。このレコードを聴けば、私の言ってる意味も分かるだろう…」と語った。



1/25
ソニー・ミュージックはマイケルのニュー・アルバム発売予定日を6月25日(米国発売は26日)と設定。期限に間に合わせるには、3月末までにレコーディングを終了させなければならない。



1/19
俳優のリーアム・ニーソンが主宰するユニセフのチャリティー・オークションに、マイケルが出品。ひとつはコート、もうひとつは落札したファンの誕生日にマイケルが直接電話をかけて「Happy Birthday, Lisa」を歌うというもの。オークションは3月6日にNYサザビーズで行われ、インターネットでも参加可能。



1/10
マイケルはニューヨークのウォール街証券取引所を見学。



1/9
マイケルは3月6日午後8時半より、英国オックスフォード大学にて児童福祉に関する講演会を開く。同大学卒のラビ・シュムリー・ボテアック師の他、シモン・ペレス・イスラエル前首相、ノーベル平和賞受賞者のエリー・ヴィーゼル、エリザベス・テイラーらも出席する予定。この席でマイケルはヒール・ザ・ワールド基金の活動の一環である「ヒール・ザ・キッズ基金」の設立を正式発表する。同大学では過去にも元サッカー選手のディエゴ・マラドーナや俳優のウォーレン・ベイティらが講演した事もある。



1/4
マイケルは2月14日午後7時より、ニューヨークのカーネギー・ホールで「愛、仕事、親としてのあり方」と題したパネル・ディスカッションを開催する。マイケルの友人であるラビ・シュムリー・ボテアック師の他、多数の著名人や専門家もゲスト出演する予定。これはヒール・ザ・ワールド基金の活動の一環として行われるもの。

ニュー・アルバムに関わるプロデューサーの1人、デヴィッド・フォスターがマイケルと共に再びスタジオ入りし、共作曲の最終仕上げ作業を行った。フォスターは「私にとってマイケルは、現代のジーン・ケリーやフランク・シナトラのような存在だ。ああいった素晴らしい才能は決して色あせない」と語った。



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