1999年



ソニー・ミュージックは、マイケルのニューアルバム発売予定時期を再び延期。ニューヨークでレコーディングを続行中のマイケルは既に75曲を録音したが、来年1月のマスター・テープ提出期限には間に合いそうにないという。これにより、ファースト・シングル発売は4月頃、アルバム発売は5月〜6月頃になりそう。



エアロスミスやキッス、ボン・ジョヴィ、そして最近ではリッキー・マーティンらにも曲を提供したベテラン・ソングライターのデズモンド・チャイルドが、マイケルのニュー・アルバム用に2曲を手がけているという。



セガのドリームキャスト用の新ソフト「スペースチャンネル5」にマイケルが「スペース・マイケル」というキャラクターで声の出演をしている。



1995年の「Brotherhood」以来、長らく発売が待たれている3Tのニュー・アルバムのタイトルは「Deja Vu(デジャ・ヴ)」。3Tは彼らの父・ティトの初のソロ・アルバム製作にも関わっている。



12月6日から11日までMTVがマイケル特集を放映するのに合わせ、米国版TVガイド誌12月4日号の表紙をマイケルが飾る。最新特別インタビューも掲載。



マイケルは最近、R&Bプロデューサーのリック・カズンとレコーディングを行った模様。リックは、アイス・キューブやドゥルー・ヒルらのプロデュースや、最近では映画「ラッシュ・アワー」、「ワイルド・ワイルド・ウエスト」等のサウンドトラック盤にも参加している。



ロサンゼルスから再びニューヨークのスタジオへ戻ったマイケルは、グロリア・エステファンの夫でプロデューサーのエミリオ・エステファン・ジュニアを迎えて2曲をレコーディング中。エミリオはリッキー・マーティンの最新アルバムのプロデュースも手がけており、マイケルにとって新境地となるラテン・ポップ系のサウンドが期待出来そう。



11月12日付のニューヨーク・ポストによると、マイケルは来週ニューヨークにて「The Nightmares of Edgar Allan Poe」の原作者と会見する。また、来年5月にモナコで開催されるワールド・ミュージック・アウォードに出演し、新曲の披露も予定しているという。



マイケルは現在、19世紀のアメリカを代表する文豪であり推理小説の先駆者として知られるエドガー・アラン・ポーを題材とした映画の制作を検討中だという。

フィリップ・レヴィンの脚本からなる「The Nightmares of Edgar Allan Poe」と題された映画は来年末よりカナダはモントリオールにてクランク・インされる予定で、40歳にて非業の死を遂げたポーの最期の1週間を描いたものとなる。この映画でマイケルは共同プロデューサーの1人として名を連ね、サウンドトラックの提供も計画しているとの事。



「You Are Not Alone」を手がけたR・ケリーが、ドイツの音楽専門チャンネルVIVAで10月23日に放送されたインタビューの中で「またマイケルと一緒に仕事をしたよ。彼は今、僕が作曲・プロデュースした「Cry」という曲に取り掛かっている所なんだ」と明かした。



マルセル・エイヴラムからミレニアム・コンサートに関する正式コメントが発表された。

「我々は、予定されていたシドニー及びホノルルでのマイケル・ジャクソンのショウが来年以降に延期された旨の通知を受けました。マイケルは、長らく待たれているニュー・アルバムを完成させる事を決意したのです。キング・オブ・ポップは2000年に向けてニュー・アルバムからの新曲や新しいビデオ、そして新しい振り付け等を含んだ全く新しいショウを計画中です。我々は彼の意思を尊重し、この素晴らしいプロジェクトを心待ちにしたいと思います。このような状況下での判断は、正しかったと信じている次第です。今後とも、我々は様々なプロジェクトを実現させてゆく事を楽しみにしています」。



マイケルがニュー・アルバムを完成させるまであと3ヶ月半かかるとみられ、ソニー・ミュージック側へのマスター・テープ提出は遅くとも来年の1月31日となる。これにより、アルバムからのファースト・シングル発売は2月下旬、アルバム発売は3月下旬となりそう。



今年の12月31日にシドニー及びホノルルで開催が予定されていたミレニアム・コンサート計画は、中止される模様。マイケル自身がニュー・アルバムの製作に集中するためとみられる。



フージーズのワイクリフ・ジョンがラジオ1に語ったところによると、彼とマイケルは既に3曲をレコーディングしたそう。「凄いものになりそうだ。アルバムの何曲かを聴かせてもらったんだけど、予想以上に凄い。世界中に旋風を巻き起こしそうだな。俺と一緒にやったのはファンク系のダンス・ナンバーで、曲自体からエネルギーが満ち溢れているよ。彼は生まれつき、リズムが体に備わっているんだと思う」。



ドイツはブレーメンを訪問中のマイケルの父、ジョー・ジャクソンが地元のテレビ局RTLのインタビューに応じ、「現在、マイケルを含む兄弟全員がスタジオに入り、来年発表されるであろうニュー・アルバムをレコーディング中」と明かした。



ニューヨークでレコーディングを続けているマイケルは、インド人ミュージシャンのA.R.ラフマーンとの共演を実現。日本でもヒットした映画「ムトゥ・踊るマハラジャ」等の音楽を担当した事でも知られるラフマーンは、MJ&フレンズのミュンヘン公演にも出演した。



マルセル・エイヴラムの追加コメントによると、「シドニー及びホノルル公演に関する発表は2〜3週間以内に行われるだろう」との事。



オーストラリアのプロモーター、ケヴィン・ジャコブセンが年末に予定されているシドニー公演計画から正式に手を引いた事により「コンサートは中止になる」といった噂が飛び交う中、マイケルのコンサートを取り仕切るマルセル・エイヴラムからのコメントが発表された。

「我々はシドニー公演及びホノルル公演について、オーストラリアのプロモーターたちと協議を続けています。その中の1人がケヴィン・ジャコブセン氏でした。どうやらジャコブセン氏は計画には関わらないようです。最終的に誰がプロモーターを務めるのかは、我々に決定権があります。現段階では、良い方向で話し合いが進んでいます」。ファンは、コンサートに関する正式発表が為されるまで辛抱強く待つ必要がありそうだ。



プロデューサーのコリー・ルーニーはマイケルのニュー・アルバム用に2曲を手がけ、そのうちの1曲のタイトルは「She Was Loving Me」だという。また、ドゥルー・ヒルのシスコとマイケルとの共作について、グループの広報担当によると「計画についてはまだ言えないが、2000年頃には発表出来るだろう」。



8月29日に予定されていた記者会見は延期された。現在マイケルはニュー・アルバムの仕上げで忙しく、会見のためのスケジュール調整が出来ない状態だという。



バスタ・ライムスやEPMD等の作品をプロデュースした事でも知られるDJスクラッチが、ニュー・アルバムに収録されるであろうヒップホップ系の曲を手がけている。マイケル自身は現在もニューヨークでレコーディングを続行中とみられる。



マイケルの新マネージャーにフレディー・デマンが就任した。デマンは、マイケルの父・ジョー・ジャクソン、ロン・ワイズナーと共に1978年11月から1983年6月までマイケルのマネージャーを務めた経歴を持つ人物。



ソニー・ミュージックは、当初11月9日としていたマイケルのニュー・アルバム発売予定日を来年初頭まで延期。



ボーイズUメンのネイザン・モリスが応じたインタビューによると「マイケル・ジャクソンとボーイズUメンはお互いのニュー・アルバムで共演する予定だ。僕らは大晦日のコンサート出演やジョイント・ツアーもやるかも知れない。まだハッキリとは言えないけどね。準備段階であり、そういった構想があるだけなんだけど。

マイケルと一緒にやったソウル公演は凄かった。韓国でのショーについては、マイケルの方から持ち掛けられたんだ。色々と話し合ったけど、お互いのアルバム−彼のにも僕らのにも−で、一緒に曲をやると決めるまで時間はかからなかった。今はそれぞれのアルバムに取り掛かっている段階だ。まだ、どんな形でマイケルと歌うかは決まってないけど、少なくとも1曲はバラードをやるつもりだよ。9月には、ここフィラデルフィア(ボーイズUメンの本拠地)でレコーディングを始めたいな」。



ニュー・アルバムの中で、ロドニー・ジャーキンスが手がける1曲にウィル・スミスがラップで参加。彼は今年の5月にニューヨークのヒット・ファクトリーにてマイケルと会い、レコーディングを済ませたとの事。



マイケルの41回目の誕生日となる8月29日、来年度に向けての新計画を発表するためニューヨークで記者会見が開かれる模様。



ニュー・アルバムの中の1曲に、マライア・キャリーとの仕事でも知られるコリー・ルーニーがプロデューサーとして関わっている事が明らかにされた。



7月3・4日の午後から夕刻にかけて、マイケルはパリ郊外のスタジオにてニュー・アルバム用の写真撮影を行なった模様。



マイケルの米国内でのニュー・アルバム発売予定日が11月9日と発表された。ニューヨークで行われたマイケルとトミー・モトーラ・ソニー・ミュージック会長との会談にて決定されたもの。ヨーロッパ等では1日早い発売も予想される。アルバムはLP、CD、MD、カセットにて売り出されるが、米国内でのLP版の予定は未定。



デヴィッド・フォスターが共作・プロデュースする「This Is Our Time」という曲で、マイケルはローリン・ヒルとのデュエットを計画中。この曲はシングルとして年末のリリースも予定されている。デヴィッドの所属する143レコード社長のブライアン・エイヴネットは「彼らがどんな曲をやっているのかは、まだ知らないが…全容は徐々に具体化されつつある」と語った。



マイケルは、新たなる千年紀を祝うため今年の12月31日に2回のコンサートを開催する。最初にオーストラリアはシドニーにて公演を行なった後、22時間の時差があるハワイに飛び、さらにもう1回行なう予定だという。

過去のワールド・ツアーでプロモーターを務めたマルセル・エイヴラムによると、マイケルはこの2回の公演を皮切りにワールド・ツアーを再開する計画もある、との事。



新曲「What More Can I Give」を、マイケルはコソボ自治州のアルバニア系住民に捧げる意向。「シングルの収益金の全てを、コソボを追われたアルバニア系難民たちの支援に使いたい」と、デイリー・ミラー紙に語った。



マイケルがキャロル・ベイヤー・セイガー、デヴィッド・フォスターと共作した「I Have This Dream」のシングルは10月頃に発売される予定。この3人の組み合わせはアルバムOff The Wallに収録された「It's The Falling In Love」以来で、内容は千年紀をテーマとした讃歌。



男性ボーカル・グループ、ドゥルー・ヒルのシスコがマイケルと共に「Do You Want Me?」という曲を製作する予定だという。



ソニー・ミュージック会長、トミー・モトーラが1999年度グラミー賞授賞式に際して、マイケルのニュー・アルバムに関するコメントをした。

「マイケルはニューヨークとロサンゼルスでレコーディングを続けており、デヴィッド・フォスターやロドニー・ジャーキンスらのプロデューサー陣と共に仕事をしている。私は既に何曲か聴かせてもらったが、信じられないほど凄い出来だ。これは恐らく、マイケルの最高傑作になるのではないだろうか」と話している。気になるアルバムの発表時期については、今年のクリスマス頃になるだろう、との事。



△INDEX